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2009.11.10 (Tue)

☆音楽:高木正勝 / 『タイ・レイ・タイ・リオ』

タイ・レイ・タイ・リオ<文庫本付き>タイ・レイ・タイ・リオ<文庫本付き>
(2009/06/17)
高木正勝

商品詳細を見る

高木正勝/『タイ・レイ・タイ・リオ』/2009.06.17発売
ジャンル/エレクトロニカ(…らしいのですが、無機質な電子音はほぼ皆無。
     民族音楽、現代音楽に近いです。)


視聴はここから。(『Tidal』が好き。わけわからんくらい聴きまくってます。)
特設サイト。


【続き・・・】

タイトルはポリネシア語で『大きく振れ、小さく振れ』という意味で、
松明を振る京都の祭りで使われる『祭霊祭領』の語源となった言葉。

『タイ・レイ・タイ・リオ』は、
遥か昔、遠い大地からやってきた祖先へ想いを馳せ、
芸術の、音楽の起源に迫ろうという試みなのだそうです。

「原初の音楽は一体、どんなものだったんだろう…。」
「最初に楽器に触れた人は、どんな音を出したんだろう…」
という、純粋な疑問。

それはまるで、宇宙の始まりを想像するかのような、
遠い遠い、記憶の旅。
想像すれば、大昔の人々にだってもしかしたら、
会いに行けるのかもしれません。


そしてこのアルバムですが、
「多国籍も、つきつめれば無国籍。」とでも言わんばかりに、
細部を聞き取れば、ひとつひとつの民族楽器は想像出来るのですが、
全体を聴けば、一体どこの国の音楽なのかがわからない。

西洋のクラシック音楽の流れも汲んでいるし、
現代音楽や、世界各国の民族音楽や、
ジャズや、近代のポップスやエレクトロニカのような匂いもします。

かと思えば、ベン・フォールズのピアノが聞こえてくるし、
グレゴリオ聖歌のような声も聞こえてくるし…。
不思議でならないです。

聴いていると、地球ではまだ発見されていない、
知らない土地に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。

そして、土着的でスピリチュアルな匂いと、
アカデミックで高尚で、文化の最先端な匂いとが同時にします。
でもこれ、狙ってやってるんじゃないんだよなあ。
なにがすごいって、それがすごい。



あとこのCD、中沢新一さん監修の、
短い神話を集めたミニブックが付いてきます。

神話って、エキセントリックで神秘的でとてもおもしろいです。
発想がユニークで、時に残虐だけれども、
ストーリーが物事の核心を鋭くとらえていて、
無意識下の深層心理が見え隠れします。

正勝さんの音楽がまた素晴らしくも、
それらの神話と絶妙にマッチしてるんです。
やっぱこの人、シャーマンです。神様の依り代。

漫画家の五十嵐大介と、作風が似てる気がするんだけどなあ…。
最近『海獣の子供』を読んでて思いました。



☆おまけ☆

高木正勝 TV出演 『知っとこ』
こんな昼間のテレビ番組にも、ひょこっと出演。



☆おまけ2☆
前述の『Tidal』という曲なのですが、
最初聴いたとき、「このサックスの感じ、ライヒ??」と
心の中で突っ込んでしまったのですが…。
なんだっけな、ライヒの曲の、エレクトリックカウンターポイントかな?
それか『Eight Lines』かな。
とりあえずこの曲を思い出しました。

STEVE REICH - ELECTRIC COUNTERPOINT - 3. Fast
高木さんは元々、現代音楽もライヒも大好きみたいやからなあ。
自分の作品に、血肉化してるところがすごい。

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