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2008.07.31 (Thu)

映画:『ミツバチのささやき』

ミツバチのささやきミツバチのささやき
(2000/06/30)
アナ・トレント

商品詳細を見る

映画『ミツバチのささやき』 / ビクトル・エリセ監督(1973年 / スペイン)

(ストーリー)
スペイン中部のカスティーリャ高原の小さな村に、
幼い少女のアナは、両親と姉のイザベルと、4人で暮していた。
ミツバチの飼育をして生計を立てている父と、
戦場にいる生死も解らぬ相手に、毎週手紙を書き続ける母。
そんな両親の間で、アナとイザベルは、空想ごっこをして遊ぶ。

ある日、村に移動巡回映画のトラックがやって来た。
公民館の小さなスクリーンに写しだされるのは、
映画『フランケンシュタイン』。
映画の中で殺されたフランケンシュタインに同情したアナは、
姉にどうしてフランケンシュタインは殺されたのか尋ねる。
イザベルは「フランケンシュタインは精霊で、死んだのではなく、
村外れの井戸のある一軒家に住んでいて、
自分の名前を言えば出て来て友達になってくれる」とアナに教えた。
その話を信じたアナは----。



久しぶりに、もう一度観てみました。
昔観た印象と違って、とても愛しい、かわいらしい映画でした。
記憶では、悲しくて暗い雰囲気の映画だったんですが。
なんか全然違いました。

小さい女の子のアナが、とてもかわいいんです。
なんですかあのかわいさは。異常です。
アナの一挙手一投足に、観てて退屈しません。

みんなが飛び越えられるたき火を、
どうしても飛べずにいつまでも見つめ続けるアナ。
山で、父に踏み潰された毒キノコをじっと見るアナ。
あらゆるものを、大きな瞳を見開いて観察しています。

アナは、人が死ぬということがどういうことかわかりません。
精霊も、あたりまえのようにいると思っています。
私は、小さい頃の感覚は、もう忘れてしまいました。

ストーリーに、斬新な面白さというものは一切無いのですが、
どうしてか目が離せない、不思議な魅力を持っています。

フルートやハープを使ったクラシックのBGMも、
懐かしい感じがして、かわいいです。
映画を実際に観てみたらわかると思うんですが、
独特の魅力的な雰囲気なんです。
映画全体に、エリセ監督の奥深い愛情を感じます。


アナ
脱走兵にリンゴを差し出すアナ

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テーマ : 心に残る映画 ジャンル : 映画

22:38  |  映画  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

■この映画の一番いいのは・・

子供がかわいすぎることです。
ビクトル・エリセ監督は10年に1本のペースで映画を撮る監督なのですが、そのスローペースに似合った作品をつくります。いい映画には、目線の先にある風景への敬意と愛情が凄くあるのです。私は、頭が悪いので政治の事とか時代背景とはよく考えたりはしないのですが、目の前の風景は残酷であっても、それをとらえようとする眼差しはとても優しいのです。
10ミニッツオーダーの短編で、これで次は10年後??と思った人間は私だけじゃないはず。私このオムニバス2つとも劇場でみたのですが、エリセ監督の「ライフライン」だけは泣いてしまいました。どんな人生でも敬意をはらわなければならないと思ったりします。それは自分のものに対してもです。
maikonさん、次は「エレニの旅」を観てください。テオ・アンゲロプロス監督です。そして、アンゲロプロス・エリセ・タルコフスキー・カウリスマキ・ゴダールとその他沢山の監督が尊敬する日本の巨匠;溝口健二監督の作品ですね。
とりあえずよく出てくる「雨月物語」「山椒大夫」から。ゴダールのミゾグチへの傾倒は有名で、気狂いピエロのラストシーンは山椒大夫のラストシーンの引用なのは有名な話です。私は「赤線地帯」もおすすめです。私は、ポニョが観たいですが・・・・
ニキ |  2008.08.01(金) 16:23 |  URL |  【コメント編集】

■あ、10ミニッツオールダーです。

色付きの文字
ニキ |  2008.08.01(金) 16:26 |  URL |  【コメント編集】

■>>ニキ

ああ、なるほど。よくわかりました。
ニキさんはさすがやね、よくみてるね。
映画への敬意を感じます。淀川さんみたい。
アンゲロプロスは、淀川さんも薦めてはったから観てみたいです。
10年くらい前の映画がいっぱい観たいです。
10ミニッツオールダーも、もっかい観てみよう。

やっぱり映画は、人の心を映し出すものなんやね。
歌と同じで、作品自体は、作り手の心情や想いを伝えるための、
一種の媒体なんでしょうね。
歌で言えば、どれだけ素晴らしい内容でも、
性格の悪い人が歌うのは聴きたくないです。

ゴダールはあいかわらずよくわからんのですが、
溝口健二も、ヒマがあれば観てみます。
日本の監督って、小津と黒澤しかちゃんと観た事ないです。
わたしも今はポニョが観たいです。
Maikon |  2008.08.02(土) 19:00 |  URL |  【コメント編集】

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